軽度発達障害児とひとり親の日常

バツイチ・シングル父さんが軽度発達障害(自閉症スペクトラム)の息子とのリアルな日常を綴っていきます。

まさかの送別会について。


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自分で言うのもなんですが、気に入られていたようです

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今月いっぱいで仕事を退職するわけですが、先日、職場の上司から、とある平日の夜、日程を空けておいてほしいといわれました。

家庭の都合上、私が平日無理なのは、もはや、職場では誰しも知るところでしたが、ちょっとした送別会を催して下さるとのことでしたので、むしろ驚きでしかありませんでした。

私、ただのパートだったんですよ、、
そんな私に、技術系のお偉方から直接、お声がかかるとは、夢にも思っていませんでした。

基本、職場でのやり取りはメール中心でしたし、特に技術系の方々は、コミュニケーションが苦手な印象でしたので、、←日常的に罵声が飛び交っています、、

何よりも、その方は、なぜ私が辞めなくてはならないのか、その事情は知りません。
なので、純粋に、哀れみとかではなく、労をねぎらって下さるものだと思いましたので、驚いているのです。←父子家庭としての哀れみかもしれませんが、、

仕事上で、大分、目をかけていただいていたことは間違いありません。
自分の中の真面目は貫きましたが、いかんせん能力が足りなかったので、ほんと、まさか、まさかな出来事でした。


そこで問題なのは、息子の預け先です。
現状、私には一択なので、先方に、何とか提示いただいた日程でお願いしたところ、表情は曇っていましたが、たまたまお休みの日と、かぶっている日がありましたので、お願いすることができました。


技術系の上司の方は、日程をこちらから提示するのも恐縮してしまうような方なのですが、更に、息子の送迎の関係で、一旦、自宅に戻ってからの出席なので、必然的に開始時間も遅くなることも危惧していました。

日程調整ができた旨、お伝えしたところ、開始時間も配慮していただき、20:00から開始とのことで連絡をいただいたわけですが、この時点で、私の中で、参加者は一応、所属のセクションのいつもランチに行くメンバーと技術系の上司を含めても、多く見積もって6人程度と考えていました。開始時間も遅いですし、、

比較的、自由な社風?なのか、時代の流れなのか、私自身は、平日の会社の飲み会には出席したことはありませんが、 流れてくるメールを見ると、部署はもちろん、会社全体の飲み会であっても、よく欠席している方が見受けられますし、仲の良い先輩も出世欲がないとのことで、基本出席しません。

そんな感じなので、この後、直行直帰の仕事も重なり、有休、週末も含め、数日お休みをいただいてのオフィス出社時には、メールを見て更に驚かされました。


同部署で、ほぼ全ての方が参加される旨、やり取りがされていました。
まさかの送別会開催ですが、こちらもまた、まさかの出席者の方々でした。


私の隣の席の方で、会社の飲み会、食事会には、何があろうと出席しないと宣言されている先輩と、私が辞める原因である同僚がなぜか欠席で、←さすがに空気を読んだか、、他、13名の上司、先輩、同僚の方々が出席とのことでした。

ほんと、これは、驚きましたね、、
みなさんとは、多かれ少なかれ、関わったことがあり、それぞれエピソードはありましたが、一部を除き、単発での仕事でご一緒することが多く、同じフロアにいるにもかかわらず、基本オフィス内で話すこともほとんどありませんでしたので、、


実は、仲の良い上司、先輩、同僚の 4人とは、定期的に飲みに行っていた関係もあり、当初の名目に変えて、正に、取って付けたような送別会は一足先にやっていただいておりました。笑

なので、上記、仲の良い先輩も驚いていました。
もう一回やるのかと、、ほぼ、部署全体での会になるので、行きたくないと、、笑

ちょっと、人として、どこかのネジを紛失してる感がある先輩なので、私とは感性が違います。笑

個性的、癖のある方々といえば、それまでですが


客観的に、協調性をもって何かをするというのは苦手な部署だったと思います。

他人に興味を持たな過ぎるといいますか、少なくとも、私の人生では味わったことのない空気感でした。

これまで、部署の飲み会と言っても、お酒好きの一部の上司と一般の社員数名のみが常だったと聞いています。

なかなか、人が定着せず、先日も業務の関係で紹介された方がいましたが、その日以来その方を見かけることはありませんでしたし、私の後に入社された、そこそこの役職の社員さんも既に辞めてしまっています。

二次会で、部長代理もいってましたが、私の後任の方は、とりあえず、リリーフ的な感じで採用したとのことでした。←そんな気持ちで取ってもらっては、、
体制側からしたら、我々は常にただの駒なのですねぇ、、


私自身、入社当初の3ヶ月間は、空気感に耐えられず、昼休みには必ず友人に電話していました。←ついにあのオフィスの空気感には慣れることはありませんでしたが、、

何度も何度も辞めることを考えましたよ。


人見知りの上、極度の緊張しいですが、どうせやるなら楽しくとの思いも強いので、オフィスでは無理でしが、、笑 業務でご一緒させていただく場合など、特に一対一の場面では、アホ丸出しで話したのが功を奏したのでしょうか。笑

要は、自分が居やすい環境作りをしていただけなのです。


結果として、コミュニケーションが取れていると錯覚した方に足元をすくわれたわけですが、、


仲の良い先輩方からしてみれば、色んな人と関わろうとするからこうなってしまったと、なので、そんな環境作りなんかは不要だと。

先輩方もそうですが、いってみれば、どうありたいかという人間性の問題だと思いますので、こんな目にあっても、私の人との関わり方は変わらないと思います。笑

同じ自己中でも、私にはこのやり方しかあり得ませんから、、
豆腐メンタルですし、、


人との関わりに疑問を持ったこともありますが、能力を補うためにも、私には必要なことだと思います。

本当は、人間が、好きなのだとも気づかされました。

最終日に、ランチをご一緒した、私の所属していたもう一つのセクションの女性の先輩は、人に興味がないと、キッパリといっていましたが、、

常日頃、パーソナル・スペースが近すぎると思っていたので、おもいきって聞いてみたところ、それで勘違いされることが多いと自覚されてました。やはり個性的です。笑
←おそらく、タイプだったら、いくのでしょう、、笑

他人に興味がないといっても人それぞれ度合いがあったようで、当初は、私の存在自体気づいてさえ貰えてなかった方々に、こうして送別会を開いて貰えたわけですから万々歳です。笑


上記の女性の先輩からも、もし、辞める原因となった女性がいなくなったら連絡しますといってもらいましたし、余り接点のなかった先輩方からも9月になったらまた待ってますからと冗談をいってもらいまして、心底、喜びを感じました。

先日まで課長だった、部長代理からも、一応、教えておくとのことで、リアルな携帯番号を教えてもらいました。

更に、3、4ヶ月前に入社されてあまり関わっていなかった方と意気投合し、食事の約束もさせてもらいましたし、その方の前の職場を紹介してくれる話もしていただきました。

やはり、私は、人に助けられて生きているのだと、実感しました。


終わり良ければすべて良しということで、なんだかんだ言っても来月から少し寂しくなりますね、、


持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない


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